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Biorhythm

プラクティカル
バイオリズム分析

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当スクールが提唱するプラクティカルバイオリズム分析は、時間軸に着目し、12年、12ヶ月、12日、24時間というサイクルでの、独自のバイオリズム分析を行っています。

バイオリズムによって、自身のエネルギー状態がわかると、今日は積極的に動く日なのか、注意すべき日なのかを把握できますが、プラクティカルバイオリズム分析では、単純なエネルギーの高低ではなく、バイオリズムを細分化し、より具体的な行動指針として活用することが可能です。

どのような事柄が起きやすいか、また、それに対して、どのような心構えが必要で、どういった行動を取るといいのかが、詳細にわかります。

目標を達成するために、努力することや継続することは大切ですが、ずっと集中し続けること、頑張り続けることは不可能です。休むべきタイミングできちんと休息を取ることで、行動を起こす(継続する)うえでのメリハリがつき、効率良く物事をこなせ、スピードアップに繋がります。

自身のバイオリズムを把握し、意識的に使うようになると、その行動の手応えを感じやすくなりますし、ますますバイオリズムを活用しようという思いが強まり、良い循環が生まれるのです。

プラクティカルバイオリズム分析における12のバイオリズムポジションは以下の通りです。

Position

12のバイオリズムポジション

バイオリズムのポジション表
バイオリズムのポジション表
ポジション名(行動指針) パワーレベル
充電1(自覚) ××
充電2(内省) ××
充電3(清算) ××
種(始動)
成長(試練)
決定(計画)
健康(調整)
人気(社交)
精神(持続) ×
上昇(選択)
経済(邁進)
充実(達成)
Guide

各ポジションの解説

以下、順に12のバイオリズムポジションごとに解説を掲載しています。

今現在のポジションを確認することや、ご自身の体験から過去を遡ることによって、
その経験との照らし合わせで実感とつながることで、より良い活用ができるようになります。

充電1(自覚)

12のバイオリズムポジション「充電1(自覚)」の解説図
12のバイオリズムポジション「充電1(自覚)」の解説図

1つ前の【充実(達成)】というバイオリズムポジションまで積極的に行動し、エネルギーを使い切るため、このポジションでは、肉体細胞も精神細胞も、エネルギーの充電に入ります。

エネルギーが枯渇しているため、免疫機能や身体機能が低下し、疾病や故障が表れやすい時期です。

また、注意不足による事故やミスも起きやすく、他者からの言動をネガティブに受け止めやすくもなります。これまでやれていたことができなくなることや、他者の言動に振り回されるのはつらいことですが、このポジションでそういったことが起こるのは、ある意味、自然な流れです。

自分のバイオリズム状態(心身の状態)を自覚し、そのうえで、自分なりの対策を考えたり、自分を責めすぎないよう、意識してください。

充電2(内省)

12のバイオリズムポジション「充電2(内省)」の解説図
12のバイオリズムポジション「充電2(内省)」の解説図

【充電1(自覚)】のポジションを乗り越えたことで、ストレスへの耐性ができ、ネガティブな物事にも、ある程度適応できるようになるのが【充電2(内省)】の時期です。

大きなショックやストレスは受けづらくなるものの、エネルギーの充電期間であることに変わりはなく、何事にも集中力が続かなかったり、原因のはっきりしない無気力感にさいなまれます。

「どうでもいい」とか「面倒くさい」という気持ちになりやすい反面、「このままでいいんだろうか」という焦りもあり、迷いやすい心理状態ですので、必要以上にメゲたり、投げやりな感情にならないことを心がけましょう。

誰にでも訪れる、一時的なものと捉え、自分自身を見つめ直す時間に充ててください。 【充電2(内省)】の時期に見えてくる自分の姿や考え方を振り返ることが、後の目標やビジョン設定に生きてきます。

充電3(清算)

12のバイオリズムポジション「充電3(清算)」の解説図
12のバイオリズムポジション「充電3(清算)」の解説図

【充電3(清算)】のポジションは、さまざまな事柄を整理し、それが自分にとって必要なものかを判断、清算すべきものを明確にするのに適した時期です。

自分でも、「こうした方がいい」「こういうことは止めなきゃいけない」とわかっているのに、つい楽な方に流されたり、先延ばしにしてしまうことは起こり得ます。

そういった、自分の悪いクセや無駄な人間関係、未処理の事柄を、この時期は清算することにあててください。人は、良くないとわかっていても、容易に清算できないものや事柄が多く、この時期の「もういい!」「止めてしまえ!」という排他的な気持ちをうまく活用することで、思い切った清算が可能になります。

自分にとっての悪的要素を清算することは、気持ちの整理をつけ、すっきりとした精神状態にしてくれますので、次の【種(始動)】のポジションで、より良いスタートダッシュを切ることにも繋がります。

自分自身の短気な精神状態を把握したうえで、将来に必要な清算を行ってください。

種(始動)

12のバイオリズムポジション「種(始動)」の解説用画像
12のバイオリズムポジション「種(始動)」の解説図

このポジションは、ここから上昇する9ポジションのために動き出す時期です。充電の3ポジションでしっかりとエネルギーを溜め込み、心身ともにやる気に満ちた状態ですので、自ら何かをやりたくなったり、自然と何かを始める状況になったりします。

ビジネスにおいては、独立や新規法人の設立、新プロジェクトの始動などがありますし、プライベートにおいては、新しい趣味や新たな生活を始める、といったこともよいでしょう。

自分なりの目標やビジョンが定まっている場合は、それらを見据えた行動をこのポジションで始めることで弾みがつきますし、スタートダッシュにも繋がります。

まだ何をすべきかわからない、決まっていない場合には、さまざまな事柄にチャレンジして、自分が今後目指したいものは何なのか、どういう方向に進みたいのかを見極める、ヒントにしてください。

成長(試練)

12のバイオリズムポジション「成長(試練)」の解説図
12のバイオリズムポジション「成長(試練)」の解説図

このポジションは、【種(始動)】でスタートさせた事象を、成長・進化させる時期です。ここでの努力や日々の継続は、後のビジョン達成の礎となります。

一見すると、大きな波もなく、同じことの繰り返しで、単調に感じられますし、人によっては、自分が苦手とする事柄が舞い込んできて、つらく感じることもあるでしょう。ですが、そういった出来事はまさに、実力をつけるための試練であり、自分を成長させるための試金石です。

スタートした物事や計画をいかに進化させたか、また、成長のための試練にどれだけ食らいついたかが、ビジョン達成のスピードを速めることにも繋がってきます。

【成長(試練)】のポジションにいる人は、自身の成長を実感しにくいものですが、周囲からは確実に評価されていますし、実力もついているので、自分の成長に繋がるであろう行動を、意識して継続してください。

決定(計画)

12のバイオリズムポジション「決定(計画)」の解説図
12のバイオリズムポジション「決定(計画)」の解説図

このポジションは、ここからの12ポジション、つまり、次の【決定(計画)】までをどのように過ごすか、方向性や方針をどうするかを決める、重要な時期です。

【種(始動)】からスタートさせた事柄をどう発展させるか、といった今後の方針、ここまでに先送りしていた問題の処理、目標やビジョンに対する大まかな青写真の作成など、さまざまなものが含まれます。

また、この時期に自然に起こる問題や、他動的に起こされ、自分も関わるような事柄は、自身の決定・判断に大きな影響を与えますので、その本質を捉え、深く考えるよう意識してください。

特に、年のポジションが【決定(計画)】の場合は、人生における大きな事柄(独立自営、家を建てる、結婚等)の決定・判断に適した時期ですので、慎重さ、冷静さ、正確さが求められます。大きな決定事で判断に迷う場合には、専門家のアドバイスを参考にするなどして、より良い決定に繋げてください。

健康(調整)

12のバイオリズムポジション「健康(調整)」の解説図
12のバイオリズムポジション「健康(調整)」の解説図

このポジションは、肉体面の休息を取るべき時期で、疲労が出やすく、各人の一番弱い部位に故障や疾患が生じやすくなります。

「やる気はあるのに体がついてこない」というのは、まさにこのポジションで起こる現象で、ここで無理を重ねても、望む成果を得ることは難しいです。むしろ故障や疾患が起きたときのダメージが大きくなるため、我慢や無理をしすぎることは避けるべきでしょう。

もし体調で違和感を感じた場合には、先延ばしせず、早めの受診や対処を心がけて、特に異状を感じない場合には、意識的な点検(メンテナンス)をして、体調を整えてください。 疲れやすい、疲れが取れにくい、体調を崩す、体力の低下を感じる、といった症状が、【健康(調整)】で表れるのは自然な流れです。

自身の体調の変化にアンテナを立て、健康な状態を維持、管理することが、次の【人気(社交)】での活躍に繋がります。

人気(社交)

12のバイオリズムポジション「人気(社交)」の解説図
12のバイオリズムポジション「人気(社交)」の解説図

このポジションは、12ポジションの中で最も自身の魅力が発揮される時期で、人脈やネットワークを広げていくのに適しています。

【健康(調整)】のポジションで休息を取り、体調を整えることで、心身ともにエネルギッシュに活動でき、周囲には非常に魅力的に映りますので、人前に出ることが苦手であっても、このポジションでは自ら社交の場に出向き、積極的に、自己や自社をアピールしてください。

ここでは、新たな人脈、新たなパートナー、新たな友人や仲間といった、さまざまな人との出会いがあります。自ら企画するにせよ、人から誘われるにせよ、多くの人と関わり、人脈やネットワークを広げていくことが重要です。それらは、2ポジション先の【上昇(選択)】で、ビジネス・プライベートの両方で活きてきます。

良い出会いが見込める一方、甘い誘惑なども起こりえますので、謙虚な姿勢と誠実な対応、正しいあり方を心がけましょう。

精神(持続)

12のバイオリズムポジション「精神(持続)」の解説図
12のバイオリズムポジション「精神(持続)」の解説図

このポジションは、【健康(調整)】での「肉体の休息」に対して、 「精神(メンタル)の休息」の時期です。

精神細胞(脳細胞)のパワーダウンにより、イライラや迷い、不安に陥りやすくなるため、物事を投げ出したくなったり、 変更したくなる衝動に駆られます。

ですが、判断能力が低下している状態で物事を変更することや、新たな方針を立てて動くことは、これまでの努力や成果を無にする可能性が高く、得策ではありません。「これは意味がないんじゃないか?」「こっちの方がよさそうだ」と思ったとしても、一つ先の【上昇(選択)】のポジションまで持ち越し、エネルギーが高くなったところで判断するようにしましょう。

精神的ストレスを感じやすいこの時期は、さまざまな工夫で気持ちを切り替え、メンタルを安定させることが重要です。リラックスできる環境づくりや、リフレッシュするための時間を確保するなどして、乗り切ってください。

上昇(選択)

12のバイオリズムポジション「上昇(選択)」の解説図
12のバイオリズムポジション「上昇(選択)」の解説図

このポジションは、これまで積み上げてきた過去の行動が、さまざまな形で再結集したり、物事が再開して、最高潮の3ポジションが始まります。

【精神(持続)】では、一旦「待て」の状態でしたが、ここからは上昇気流に乗って、目標やビジョン達成に向けて進み出すのです。

例えば、【人気(社交)】のポジションで集めた人脈やネットワークによって、プロジェクトが動き出したり、【種(始動)】のポジションで始めたことがようやく芽吹いたり、【決定(計画)】のポジションで立てた青写真が具現化するなど、過去の行動がここに繋がっていきます。また、疎遠だった人との再会によって再び始まる事柄も多いので、そういった機会を逃さないようにしましょう。

さまざまな事柄が目の前に表れますが、その中から何を選択するのか、【経済(邁進)】【充実(達成)】で得たいものが何なのかを明確にして、積極的に動いてください。

経済(邁進)

12のバイオリズムポジション「経済(邁進)」の解説図
12のバイオリズムポジション「経済(邁進)」の解説図

このポジションは、経済活動(仕事、社会、地位、名誉、金銭など)によって成果や結果を得る時期です。

やる気に満ちて、テンションも高いので、ここでは経済活動に集中し、成果や結果を出すこと、周りから評価されることにコミットしてください。今後の業務拡大に向けた設備投資や、人員の教育、システム構築など、前向きな投資も良いでしょう。

このとき、調子に乗った乱脈なお金の使い方や、身の丈に合わない振る舞いをしていると、2ポジション先の充電期間に入ったときに、手痛いしっぺ返しを受けることがあります。

また、人によっては、このポジションで経済破綻等の問題が噴出する場合があり、これは、過去のバイオリズムにおいて間違った選択や行動をしていることに起因する、逆転現象です。そういった場合は、地道に軌道修正することを心がけてください。

この【経済(邁進)】と【充実(達成)】のポジションでは、充電に向けた備えのときでもあります。経済活動に邁進し、結果にコミットすること、来たるべき備えをすることを忘れないでください。

充実(達成)

12のバイオリズムポジション「充実(達成)」の解説図
12のバイオリズムポジション「充実(達成)」の解説図

このポジションは、これまでの努力が実を結び、目標やビジョンが達成され、公私ともに充実や安定、安らぎを得られる時期です。

【経済(邁進)】では経済活動に特化したものにコミットし、行動しますが、【充実(達成)】ではプライベートも含めた、さまざまな事柄(家を建てる、結婚する、出産するなど)の目標達成が求められます。また、【経済(邁進)】での成果が不十分だと感じる場合や、やるべきことが完了していないときには、ここでも経済活動は継続してください。

エネルギーが高い状態ですし、安定しているので、ただ何となく過ごしてしまいがちですが、それは非常にもったいないです。翌【充電1(自覚)】のポジションに入ると、通常30%ほどパワーダウンするものですが、ここでどれだけ行動できたか、備えられたかによって、その割合を軽減することができます。

パワーの低下が緩やかになるよう、モチベーションを維持し、積極的に努力し続けることが大切です。

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