
他スクールとの違い

世の中には数多くの、自己啓発に関するセミナーやスクール、書籍等があります。
自己啓発とは、本人の意思によって自分の能力を高め、心の成長を目指すことを言い、仕事で結果を出したり、プライベートを充実させる意味で取り組む人は多いのでしょう。
AI技術の進歩により、これまでとは違う働き方やスキルが求められる昨今。「リスキリング」という言葉も浸透し、新しい知識やスキルを学ぶことが求められています。
現在、リスキリングで学ぶべき領域としては、ITリテラシーや語学関連、マーケティング、データ分析などが挙げられますが、コミュニケーションスキルやマネジメントスキル、コーチングスキルは、時代が変わったとしても常に必要とされるものです。
コミュニケーションスキルやマネジメントスキル、コーチングスキルを学べば、良好な人間関係を築き、スムーズに業務を進められますので、自分自身の能力発揮ができるだけでなく、周りの人の才能を伸ばしたり、チームの業績をアップさせることにも繋がります。
ここでは、プラクティカルプロファイリングスクールの他に、コーチングスクールや、さまざまなアセスメント手法をご紹介し、それぞれの特長を比較できるようにしました。あなたが必要とするスキルや、才能を知るうえでのヒントにしてほしいと思います。
プラクティカルプロファイリングスクール
プラクティカルプロファイリング理論(個人のプロファイリングデータを、社会生活や家庭生活において、実践的に役立てること)が学べるスクールです。
人間が生まれながらにしてもっている、バイオリズムや性格・気質、能力などを知り、自己理解を深めることで、自分自身の活かし方はもちろん、周りの人と良い関係性を築き、その能力発揮を手助けすることで、個人や組織・企業を活性化させることをビジョンとしています。
コーチングスクール
コーチングの基本スキル、コミュニケーション技術、目標設定と達成の手法、フィードバックの提供方法などが学べます。
個人やチームの成長を促し、自己実現や目標達成を支援することで、個人や組織が自己の可能性を最大限に発揮し、持続可能な成長を遂げることを目指しています。
エニアグラムスクール
9つのエニアグラムタイプの特性や動機、行動パターンを学べます。また、自分のタイプを理解し、それをもとに、自己成長や他者理解を深める方法についても学びます。 自己理解と他者理解を深め、個人の成長や人間関係の改善や、無意識の行動パターンを意識的に改善することを目的としており、エニアグラムを通じて、個人とコミュニティの間により深い理解と共感を育み、平和的で調和のとれた社会を創造することがビジョンです。
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)スクール
16の性格タイプと、それに関連する行動特性を理解し、コミュニケーションや意思決定、問題解決のスタイルを学び、自分の強みや弱みが明確になります。
自己理解と他者理解を促進し、個々の性格タイプに応じた効果的なコミュニケーションや職場環境の最適化を支援することで、より調和のとれた人間関係を構築し、職場や社会全体での協力と効果的なコミュニケーションを推進することを目指しています。
ディスク(DiSC)アセスメント
4つの性格タイプ(ドミナンス、インフルエンス、ステディネス、コンプライアンス)の特徴を学び、それぞれのタイプに応じたコミュニケーションとチームダイナミクスが理解できるようになります。
個々の性格タイプに基づいて、職場でのコミュニケーションを改善し、チームの協力を強化することで、組織全体でのより良いコミュニケーションと協力関係を構築し、職場環境の改善と個々の成長を促進することをビジョンとしています。
ストレングスファインダー(StrengthsFinder)
自分の34の強みの中で上位の強みを特定し、それを活かす方法を学び、強みに基づくアプローチで、キャリア開発や個人的な成功を追求するツールです。
個人が自己の強みを理解し、それを最大限に活用して成功と満足感を得られるよう支援し、その強みを活かしたアプローチで、パフォーマンスを向上させることが、より幸せで生産的な人生を送り、チームやコミュニティ全体の成長と調和を促進することに繋がるとしています。
ビッグファイブ性格特性(Big Five Personality Traits)
5つの主要な性格特性(外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性)を理解し、個々の特性が行動や意思決定にどのように影響するかが学べます。 性格の多面的な理解を通じて、自己認識を高め、職場や人間関係における行動パターンを改善することで、個人と組織が性格特性に基づいた効果的な意思決定を行い、より調和の取れた社会を構築することを目指しています。
各スクール手法のまとめ
簡単な比較表は以下の通りです。
スクール/手法 | 目的 | 提供内容 | 分析の基準 | 対象者 | 応用範囲 |
---|---|---|---|---|---|
プラクティカルプロファイリングスクール | 実用的なプロファイリング | 性格・能力・バイオリズム分析 | 生年月日などの客観データ | 個人・企業 | 人生設計、キャリア、マッチング |
コーチングスクール | 個人やチームの成長 | コーチングセッション、自己啓発 | 対話とフィードバック | 個人、リーダー | ビジネス、リーダーシップ |
エニアグラムスクール | 自己理解 | エニアグラムタイプの特定 | 質問形式 | 個人 | 自己成長、人間関係 |
MBTIスクール | パーソナリティ理解 | 16タイプの特性診断 | 質問形式 | 個人、チーム | コミュニケーション、チーム構成 |
ディスクアセスメント | コミュニケーションスタイル理解 | 4つの性格タイプ | 質問形式 | 個人、職場 | コミュニケーション、職場改善 |
ストレングスファインダー | 強みの発見 | 34の強み特定 | 質問形式 | 個人 | キャリア開発、自己成長 |
ビッグファイブ性格特性 | 性格の多面性理解 | 5つの性格特性 | 質問形式 | 個人、チーム | 人材採用、教育 |
プラクティカルプロファイリングスクールでは、生年月日を軸としたプロファイリングデータを使用している点が、他スクールやツールとの違いです。
コーチングは対話を通して、その人の中にある答えを見つけようとしますし、その他のツールは、心理テストを通して、性格傾向や強みを捉え、方向性を指し示します。これらはあくまでも、その人が自認している範囲内での選択です。
一方、プロファイリングデータは、あくまでもその人に内在しているものであるため、その人が想像もしていない、さまざまな可能性を含んだ目標設定ができます。また、問題解決においても、表面に表れていない根本原因にアプローチするので、対症療法ではなく、原因療法が可能なのです。

それぞれが提供する内容や、分析の基準などは異なりますが、どのスクール・ツールにおいても、個人がより良い人生や人間関係を手にするうえでのヒントとなるものばかりです。
現在のあなたがどのような状況で何に困っているのか、どのような場面でその学びを活かしたいのか、自分が今後必要だと思うスキルは何なのか、など、ご自身なりに情報収集したうえで、最適なものを選んでください。
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プラクティカルプロファイリングスクールについてさらに知りたい方は、ぜひ、プラクティカルプロファイリング理論に関する詳細をお読みください。
認定資格

Basic 【3級】プラクティカルプロファイラー プラクティカルプロファイリング理論の根幹となる、下記を学びます。 これらのプロファイリングデータを読み解くことで、バイオリズムを有効活用し、日々の仕事や生活にメリハリをつ […]
プラクティカルプロファイリング理論とは

History プロファイリングの歴史 プロファイリングは、もともと犯罪捜査や心理学の分野で活用されてきた分析手法です。 過去の事例や統計データをもとに、人の思考・行動の傾向を分析し、適切な対応や判断を導き出すために発展 […]